大賞受賞者演奏映像
第59回カワイピアノコンクール全国大会 2026
SOLO S COURSE
ソロ部門 Sコース 大賞
第59回カワイピアノコンクール全国大会 2026
台湾
李礎安(Lee, Chu-An) さん
コメント
2026年度カワイピアノコンクール全国大会に参加できたことは、私にとって非常に貴重な経験となりました。今回のコンクールは、初めて参加した海外のピアノコンクールであり、また初めて一人で海外へ渡航して出場した大会でもありました。選曲や練習はもちろん、日本到着後の練習環境の確保や会場への対応など、すべてを自分で進める中で、海外のコンクールに参加することの難しさと意義を実感しました。
会場となった横浜みなとみらいホール小ホールは、美しい響きと豊かな残響が印象的で、音楽が空間に広がる様子をより深く感じながら演奏することができました。また、使用したShigeru Kawaiのピアノも独自の音色と個性を持ち、普段とは異なる音楽表現の可能性を感じさせてくれました。
そのような環境の中で演奏し、ソロ部門Sコース 大賞という結果をいただけたことは、大きな励みとなりました。同時に、自分にはまだ成長できる余地が多くあることも実感しました。
今後は、この経験を今後の学びや演奏活動に生かし、さまざまな舞台や楽器、音楽環境に触れながら、自分らしい演奏表現を追求していきたいと思います。そして、一つひとつの経験を大切に積み重ねながら、さらなる成長を目指して努力を続けてまいります。
プロフィール
国立台北教育大学音楽学系を卒業。許佳琪(Chia-Chi Hsu)氏にピアノを師事。現在、国立台北芸術大学音楽学研究所修士課程(ピアノ専攻)に在籍し、汪奕聞(Evan Wong)氏のもとで研鑽を積んでいる。
在学中より、室内楽をはじめ幅広い演奏活動に取り組むとともに、各種コンクールにも積極的に参加。また、国内外の著名なピアニスト・音楽家によるマスタークラスを多数受講している。
これまでに、ルーカス・ゲニューシャス(Lukas Geniušas)、ニコライ・サラトフスキー(Nikolai Saratovsky)、ジョージ・ハリオノ(George Harliono)、ユラ・マルグリス(Jura Margulis)、ルカーシュ・ヴォンドラーチェク(Lukáš Vondráček)、ピエール=ロラン・エマール(Pierre-Laurent Aimard)、田代慎之介、アントニオ・ポンパ=バルディ(Antonio Pompa-Baldi)、アレクサンダー・コブリン(Alexander Kobrin)、厳俊傑(Chun-Chieh Yen)、林雅詩(Yea-Shiuh Lin)、盧易之(Yi-Chih Lu)、ロルフ=ペーター・ヴィレ(Rolf-Peter Wille)、胡志龍(Chih-Long Hu)、汪士鈞(Shi-Jun Wong)の各氏より指導を受ける。
SOLO A・B・C COURSE
ソロ部門 A・B・Cコース 大賞
第59回カワイピアノコンクール全国大会 2026
ソロ部門Aコース 関西地区代表
山本 泰暉 さん
コメント
この度は、カワイピアノコンクール全国大会ソロ部門におきまして「大賞」という栄誉ある賞をいただき、胸がいっぱいです。3歳から田本華子先生のご指導のもと、鍵盤に向き合う日々を重ねてまいりました。先生は、単に技術を授けるだけでなく、音ひとつひとつに宿る豊かな表情や、楽曲の背景にある深みを表現する面白さを、惜しみなく教えてくださいました。先生が妥協することなく注いでくださった「音へのこだわり」と「音楽への真摯な姿勢」は、私の体に深く根を張り、自分らしい音楽を紡ぐ確固たる土台となっております。
しかし、今回の舞台に至る道のりは決して平坦なものではありませんでした。今年5月、思いがけず右手を骨折・左手を捻挫し、一時はピアノに触れることすら叶わない日々を過ごしました。コンクールを目前に控え、焦りと不安で押しつぶされそうになっていた私を、田本先生はあせらず、当日舞台寸前まで、私のことを信じて支えてくださいました。私以上に私の可能性を信じ、本番の舞台に立つ直前まで寄り添ってくださった先生の存在があったからこそ、私はこの試練を乗り越え、最高の演奏ができたのだと感じております。
この素晴らしい受賞を大きな糧とし、これからも一音一音の響きにこだわり続けていきます。表現力・技術力ともにさらなる高みを目指し、聴いてくださる方の心に届く音楽を奏でられるよう、より一層の自己研鑽に励んでいきます。
プロフィール
- 3歳からピアノを始める。田本華子先生に師事。
- 2015年:カワイこどもコンクール滋賀地区ピアノ部門ソロ入選
- 2016年:カワイこどもコンクール滋賀地区ピアノ部門ソロ入選、連弾入賞
- 2017年:カワイこどもコンクール滋賀地区ソロ部門入賞、連弾部門入選
- 2018年:カワイこどもコンクール滋賀地区ソロ部門入賞、連弾部門入賞、関西大会ソロ部門金賞、連弾部門銅賞
- 2019年:カワイこどもコンクール滋賀地区ソロ部門入賞、連弾部門入賞、関西大会ソロ部門金賞、連弾部門金賞
- 2021年:カワイこどもコンクール滋賀地区ソロ部門入賞、関西大会ソロ部門金賞
- 2021年:カワイピアノコンクール関西本選会優秀賞
- 2023年:第14回日本バッハコンクール滋賀地区大会中学B部門優秀賞、全国大会銀賞
- 2025年:第16回日本バッハコンクール福井地区大会高校A部門優秀賞、全国大会銀賞
- 2025年:ピティナ・ピアノコンペティション草津地区予選E級通過
- 2026年:第59回カワイピアノコンクール全国大会ソロ部門A・B・Cコース大賞
RENDAN DIVISION
連弾部門 大賞
第59回カワイピアノコンクール全国大会 2026
連弾部門Aコース 北海道地区代表
鯉渕 栞朱 さん ・ 長松 海生 さん
鯉渕 栞朱 さん
コメント
この度は、大賞という素晴らしい賞をいただき、本当に嬉しく思います。長松くんとペアを組んで、7年が過ぎました。成長するにつれて学校生活や勉強が忙しくなり、二人で練習する時間を確保することが難しくなりましたが、限られた時間の中で予定を合わせ、少しずつ練習を積み重ねてきました。どんな時も私と連弾を続けてくれた長松くんに、心から感謝しています。今回、二人でこのステージに立ち、大賞を受賞できたことは、最高の思い出となりました。表彰式で名前を呼ばれた瞬間は、これまでの努力や思い出が一気によみがえり、嬉しさと驚きでいっぱいになりました。
全国大会で自由曲として演奏した「百花繚乱」は、このコンクールのために練習を始めた曲です。華やかで美しい一方、細かいテクニックや音色の変化、曲全体の表現が私たちにとってとても難しく、最初は思うように演奏できませんでした。それでも、互いに意見を出し合い、二人らしい演奏を目指しました。曲の細かな部分だけでなく、音楽をどのように表現するのか。先生と作り上げた1曲となりました。先生のレッスンでは毎回新たな発見があり、まるで魔法のように演奏が変わっていくことに驚かされました。いつも温かくご指導くださる先生、応援してくれた家族に心より御礼申し上げます。
「百花繚乱」は、これまで取り組んできた連弾曲の中で、私たちが一番大好きな曲になりました。今回の受賞を励みに、これからも音楽を楽しむ気持ちを忘れず、さらに成長していきたいと思います。本当にありがとうございました。
プロフィール
- 2歳よりピアノを習い始める。現在 楠雅子氏に師事。
- 札幌大谷高等学校音楽科在籍中 斉藤香苗氏に師事
- カワイピアノコンクール全国大会において 第59回 連弾部門Aコース大賞・ソロ部門Aコース銅賞、第58回 ソロ部門Aコース 銀賞、第55回 連弾Bコース 銅賞。
- ピティナ・ピアノコンペティション全国大会において 第50回 連弾上級 銅賞・F級 入選、第49回 連弾上級 ベスト賞、第48回 連弾中級B ベスト賞、第47回 連弾中級A ベスト賞・D級 入選、第45回 連弾初級C 金賞・C級 ベスト賞、第42回 連弾初級B 入選、第41回 連弾プレ初級 入選、第39回 A2級 入賞者記念コンサート出演。
- リゾナンツァ連弾コンクール全国大会においてジュニアJ-3部門 最優秀賞。
- 毎日こどもコンクール本選会において、第42回 連弾C部門 最優秀賞&審査員特別賞、第41回 連弾B部門 優秀賞、第39回 本選会にて連弾B部門 最優秀賞&審査員特別賞。
- 日本バッハコンクール全国大会において、第16回 高校B部門 金賞、第14回 中学B部門 銅賞、第10回 小学3、4年C部門 銀賞。
- 全日本ジュニアクラシックコンクール全国大会において、第48回 ピアノ部門中3の部 4位、第40回 ピアノ部門小5の部 奨励賞、第36回 ピアノ部門小学生中学年の部 審査員特別賞。
- 他コンクール入賞多数あり。
長松 海生 さん
コメント
この様な素晴らしい賞をいただき、胸がいっぱいです。大賞のトロフィーを相方と一緒にいただいた瞬間は驚きと同時に、これまで互いに積み上げてきた練習の日々が思い返され、深い喜びがこみ上げてきました。ここまで歩んでこられたのは、楠雅子先生の温かいご指導、作曲者である枝野先生のアドバイス、支えてくれた家族や相方のおかげです。枝野先生からは曲が生まれた背景や細かな情景のイメージを丁寧に教えていただきました。作品に込められた思いを伺ったことで、一音一音に意味を見出し、相方と共に楽曲の世界観をより深く捉えて表現出来るようになり、作品の真髄に触れさせてくださった貴重な時間と熱心なご指導は、一生の思い出となり感謝の気持ちでいっぱいです。この受賞を大きな糧とし、現状に満足することなく、この誰かの心に響くものを届けるという経験を大切にこれからも自分の道を極めていきたいです。
プロフィール
8歳よりピアノを始める。ピティナ・ピアノコンペティション全国大会において第45回C級、連弾初級C金賞、第46回D級金賞。毎日こどもピアノコンクール本選において第39回小学生部門金賞及び最優秀バッハ賞、連弾B部門最優秀賞及び審査員特別賞、第42回連弾A部門最優秀賞及び審査員特別賞。ベーテンピアノコンクール全国大会動画審査において第14回連弾A部門金賞。リゾナンツァ連弾コンクール本選において第2回J-3部門最優秀賞。現在楠雅子氏に師事。