カワイピアノコンクールソロ部門 Sコース

ソロ部門 Sコースとは?

カワイピアノコンクールソロ部門の最上位に位置する「Sコース」は、演奏技術だけでなく、音楽表現や解釈を深く追求するコンクールです。

自分の音をどう届けるか——。その問いに向き合う中で芽生える成長は、音楽の可能性を未来へと広げていきます。

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対象年齢・参加料 課題曲 賞・賞金 演奏映像

コンクールの流れ

ピアノコンクールソロ部門Sコースは、予選会→ 全国大会の2段階で実施します。(日程一覧はこちら
コンクールの流れ

※全国大会ではLIVE配信を予定しています。

対象年齢・参加料

対象年齢・参加料

●参加料割引区分について

一般 下記「指導者割引」に該当しない場合
指導者割引 参加者の指導者または参加者本人が下記に該当する場合
  • ◆カワイ音楽教室講師
  • ◆カワイシステム教室講師
  • ◆カワイシステム契約特約店講師
  • ◆カワイ音楽教育研究会会員

※但し、予選会申込時点で、入会済の方を対象とします。また、有効期限が切れる方は必ず更新をしてください。

  • 指導者割引の有無は担当の指導者にご確認の上、申込時に会員番号(または講師コード)をご入力ください。
  • カワイ音楽教育研究会に入会ご希望の方は、最寄りの予選会事務局またはカワイ音楽教育研究会本部事務局へご連絡ください。

課題

【予選会】

「自由曲(12分以内)」を暗譜演奏。

【選曲に関する注意事項】

  • 出版されている作品に限る。
  • 複数の曲目を演奏してもよい。ただし、曲間の時間も規定の演奏時間に含むこととする。
  • 全国大会の課題曲より選択してもよい。
  • 自作曲は不可とする。
  • 編曲作品を演奏してもよい。ただし、1945年以降に編曲された作品は不可とする。
  • 鍵盤以外を使用する特殊奏法や内部奏法、ピアノ以外の楽器演奏を含む作品は不可とする。
  • 本コンクールはクラシック音楽のピアノコンクールであるため、ポップス(ジャズ、ミュージカルを含む)は不可とする。

※選曲について、判断が難しい場合は、参加する地区の事務局へお問い合わせください。

【演奏に関する注意事項】

  • リピートを省略してもよい。ただし、D.C.とD.S.は行うこと。
  • 規定の演奏時間を超えた場合は、減点の対象となる。
【全国大会】

「課題曲」より1曲と「自由曲」を合わせて、17分以上25分以内にまとめて暗譜演奏。

課題曲:J.S.バッハ「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」及び「平均律クラヴィーア曲集 第2巻」より任意の作品

※プレリュードとフーガの両方を演奏すること。

<参考楽譜>各社版

【自由曲の選曲に関する注意事項】

  • 出版されている作品に限る。
  • 複数の曲目を演奏してもよい。ただし、曲間の時間も規定の演奏時間に含むこととする。
  • 予選会で演奏した曲目や、全国大会の課題曲の中から選択してもよい。
  • 自作曲は不可とする。
  • 編曲作品を演奏してもよい。ただし、1945年以降に編曲された作品は不可とする。
  • 鍵盤以外を使用する特殊奏法や内部奏法、ピアノ以外の楽器演奏を含む作品は不可とする。
  • 本コンクールはクラシック音楽のピアノコンクールであるため、ポップス(ジャズ、ミュージカルを含む)は不可とする。

※選曲について、判断が難しい場合は、参加する地区の事務局へお問い合わせください。

【演奏に関する注意事項】

  • 「課題曲」と「自由曲」の演奏順は自由とする。
  • 課題曲はリピートを全て省略すること。
  • 自由曲はリピートを省略してもよい。ただし、D.C.とD.S.は行うこと。
  • 規定の演奏時間に満たない場合、または超えた場合は、減点の対象となる。

賞・賞金

※予選会出場者全員に、出場記念品を贈呈いたします。

賞

カワイ音楽コンクールにおけるピアニスト育成支援について

●対象

カワイピアノコンクール ソロ部門 全国大会大賞受賞者

●育成支援内容

  • ①カワイピアノコンクール全国大会でのゲスト演奏(受賞翌年度)
  • ②ピアニストを志向する方には国内外著名ピアニスト・音楽大学教授等による特別レッスン
  • ③その他

※内容は、変更になる場合がございます。予めご了承ください。

審査について

●課題について

予選会は、自由曲を設定しています。演奏者個々が最も得意とするタイプの楽曲で、自身が求める音楽を存分に表現してもらうことを目的としています。

全国大会は、課題曲と自由曲を設定しています。課題曲は、J.S.バッハの平均律クラヴィーア曲集となっています。これは、バロック音楽の時代の様式や各楽曲の特徴をふまえた演奏をしているか、多声部を聴き分けながらどのような演奏表現をしているかを観るものです。自由曲は、演奏者の作品への深い理解力を観ると同時に、課題曲と合わせたプログラムの構成力や演奏への集中力、そして何よりも自身が表現したい音楽をいかに聴き手に伝えられるかを総合的に評価します。

●審査の観点

審査にあたっては、次に掲げる諸項目を重視しています。

  • 楽曲の音楽構造を理解し、曲の特徴を捉え、咀嚼したうえで演奏表現を創り上げているか。
  • 様々なパッセージを確かな技術力で美しく演奏しているか。
  • 美しい響きを作り上げることへのこだわりが感じられるか。
  • その人ならではの演奏表現ができているか。
  • 最後まで演奏する集中力が十分であるか。
  • 聴衆に聴かせる意識を持って、演奏表現を行っているか。

全国大会審査員実績

※審査当時の肩書を記載しています。

第58回カワイピアノコンクール全国大会 2025
東 誠三 ピアニスト 東京藝術大学教授、カワイ音楽教育研究所顧問
朴 久玲 ピアニスト 桐朋学園大学教授
石井 克典 ピアニスト 東京音楽大学ピアノ主任教授
近藤 伸子 ピアニスト 国立音楽大学特任教授
重松 聡 ピアニスト 武蔵野音楽大学教授
第57回カワイピアノコンクール全国大会 2024
東 誠三 ピアニスト 東京藝術大学教授、カワイ音楽教育研究所顧問
岡田 敦子 ピアニスト 東京音楽大学教授・副学長
重松  聡 ピアニスト 武蔵野音楽大学教授
中井 恒仁 ピアニスト 桐朋学園大学教授・学部長
三木 香代 ピアニスト 国立音楽大学教授
第56回カワイピアノコンクール全国大会 2023
東 誠三 ピアニスト 東京藝術大学教授、カワイ音楽教育研究所顧問
重松  聡 ピアニスト 武蔵野音楽大学教授
寺田 悦子 ピアニスト  
朴 久玲 ピアニスト 桐朋学園大学教授
久元 祐子 ピアニスト 国立音楽大学・大学院教授

全国大会 演奏映像

第58回(2025年度)カワイピアノコンクール全国大会
ソロ部門Sコース 金賞(最高位)
浜松地区
開坂 望生

曲目

J. ハイドン:ソナタ 第55番 変ロ長調 Hob.XVI:41 より 第1楽章

F. ショパン:練習曲 Op.10 より 第8番 ヘ長調

C. V. アルカン:短調による12の練習曲 Op.39 より 第12番「イソップの饗宴」

第58回(2025年度)カワイピアノコンクール全国大会
ソロ部門Sコース 金賞(最高位)
福岡地区
藤村 瑛亮

曲目

C. ドビュッシー:12の練習曲 より 第6番「8本の指のために」

K. シマノフスキ:メトープ Op.29 より 第1曲「セイレーンの島」

K. シマノフスキ:マスク Op.34 より 第3曲「ドン・ファンのセレナーデ」

第57回(2024年度)カワイピアノコンクール全国大会
ソロ部門Sコース 大賞
東京地区
髙橋 朋之
第56回(2023年度)カワイピアノコンクール全国大会
ソロ部門Sコース 大賞
大阪地区
金森 愛

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